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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2012年03月12日

1年が経ちました。

こんにちは。
minaです。

文字通り日本が大きく揺れた日から、昨日で1年が経ちました。
自宅よりもよっぽど気がかりだった矢中の杜の邸宅。
震災後初めて邸宅を見たときのことは、忘れられません。

2年かけてひたすら掃除をして、やっと蘇った邸宅が、ボロボロになっていました。
逆に涙も出ず、ただ「あー…」と息をもらしながら呆然とするのみでした。

そこから1年。
どうでしょうか。

完全に元通り、というわけではありません。
それでも、これまで一緒にがんばってきた仲間、新たに関わってくれた仲間とともに、地道に活動を続けて、矢中の杜は元気を取り戻してきました。

残念ながら3月11日には間に合いませんでしたが、被災のシンボルのように屋根を覆っているブルーシートも、近日中には取り外すことができそうです。
また、現在進行中の工事が終われば、もっと元気になることでしょう。


あの激震に耐えて、立ち続けてくれた邸宅に感謝。
一緒に活動を続けてくれるメンバーに感謝。
それを支えてくれる多くの方々に感謝。
そして、日々健康で穏やかに暮らせる今に感謝。

感謝の多い1年でした。
誰に向けてというわけではありませんが…


ありがとう。



【震災で崩落した大谷石の擁壁】



【今は、メンバー手作りの竹垣で皆さんをお迎えしています】



【本館正面に見えていたブルーシートも、工事が終われば取り外しましょう】



最後に。
東日本大震災で被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げると共に、
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

  
Posted by 矢中の杜の守り人 at 13:14Comments(0)3.11震災被災・復興

2011年05月11日

少しずつ、でも着実に

お久しぶりです。
気がつけば、震災から2ヶ月が経ちました。
余震が収まったわけではありませんが、少なくとも自身の身の回りでは落ち着きを取り戻しつつあるのを実感しています。

さて、以前”矢中の杜”の被災状況について当ブログで報告しました。
それ以降、少しずつではありますが、できるところから復旧作業(もしくは応急処置)に取り組んできました。
まだ一般公開には至らないため、なかなか皆さんに現状を見ていただくことができませんが、代わりにブログにて現状を報告します。


≪大谷石擁壁≫
被災箇所として一番印象的とも言える、崩落した大谷石の擁壁。
まず、ぐちゃぐちゃに落ちていた大谷石を一箇所にまとめて整理しました。
(大谷石って実はとても重いんです…なので、大谷石を人力で運ぶとなるとなかなかに大変!)
そして、擁壁の部分にはブルーシートをかぶせています。

【整理後の大谷石】


【現在の擁壁部分】




≪本館外壁・屋根≫
本館の被災箇所の中でも、大きな問題だったのが、玄関南側の屋根+外壁でした。
雨樋の下にあった瓦や外壁が落ちてしまったために、激しい雨漏りに悩まされてしまいました。
なので、まずその箇所に直接雨が当たらないようにブルーシートで覆いました。
また、問題のある雨樋に雨水が流れないよう、屋根にも応急処置を施しました。

【玄関南側外観】


【屋根】



≪本館地階の外壁≫
上の大谷石擁壁に近いところにある本館地階東面の外壁です。
今回の地震では目立った被害はなかったのが幸いです。
ただ、大谷石が積まれてできているため、上記の大谷石擁壁のように余震の揺れの向きによっては被害が出るかもしれないとのことから、予防措置として補強対策を行ないました。

【外壁補強】



≪別館1階北側≫
一般公開の際には案内しないため、あまり知られていない部分かと思いますが、別館1階の北側の一部はピロティのようになっています。
こちらも他の部分に比べて構造的に弱く不安があるため、補強対策を行ないました。

【別館1階北側】



≪本館床下≫
本館の一部では、経年変化に加えて今回の地震で床下の束と束石の間に隙間ができてしまった所があり、そのために邸内を歩くと床が少し上下するなぁと感じる部屋がありました。
その部分をこれ以上悪化させないために、応急処置として隙間に接木をしました。
このおかげで、以前より歩くときの不安定さが解消されました。

【床下の写真が取れなかったので、外から見える部分の様子を】





≪邸宅内≫
邸宅内についても、一通り掃除を行い、原状復帰に努めました。
(といっても、余震が来るたび汚れるので、困ってしまいますが…苦笑)
また、これを機に、多少散らかってもいいから、今までなかなかできなかった保管物の整理も進めようということになりました。
どんなものが残っていて、それをどのように保存すべきか、または活用できるか、ということを把握するのは重要なことですから。

【整理されたものたち】



その他の細かな部分は省略させていただきましたが、以上が、”矢中の杜”が歩んできた震災復興への道のりです。
作業にあたるメンバーもプロではないので、完璧な対策ができているとはいえないかもしれませんが、それでも”できるところから少しずつ、でも着実に”との思いで取り組んでいます。

一般公開の再開に向けて、今後も一歩一歩前に進めていけたらと思います。




  
Posted by 矢中の杜の守り人 at 12:51Comments(0)3.11震災被災・復興

2011年04月05日

震災の記録④塀、庭園

矢中の杜には大谷石が至るところで用いられています。
とくに、大谷石で作られた塀は、なかなかの迫力があります。

しかし、今回の地震で、その塀の一部が見事に崩落してしまいました。
被災箇所としても、一番印象的かもしれません。

崩落したのは、本館の東側に設けられていた横井戸の上部分の擁壁です。

【大谷石擁壁】



【近づいてみると】



【ちなみに…震災前の様子はこんな感じです】


震災後、初めて見たときには言葉を失いました。
ただ、この擁壁と直角の方向でたっている長い塀は無事なので、揺れの向きも大きく影響しているんだということがわかります。


【灯篭】


庭園にあった灯篭や祠なども、倒れています。
早く元に戻してあげないと…。


細々とした箇所は挙げるとキリがありませんが、震災の記録としてはこのような状況となります。

また、古い家ですので、地震によって天井の埃なども落ちてきて、邸宅全体が汚れてしまいました。
邸宅の掃除を始める前のころ(もう2年以上前になりますね)を彷彿とさせます…(苦笑)

またお掃除からはじめましょう。
そして、できるところから少しずつ復旧していきましょう。

建築のこと、建具のこと、庭園のこと、知識や経験がある方は復旧へのアドバイスやご支援、ご協力いただければ幸いです。
ぜひともよろしくお願いいたします。


minaでした。


  
Posted by 矢中の杜の守り人 at 11:27Comments(0)3.11震災被災・復興

2011年04月05日

震災の記録③建具

さらに続きます。
今回は建具についてです。
旧矢中邸には貴重な建具が多数残っていますが、いくつか被害に遭ってしまいました。

【本館の板戸絵】


本館に入ると、一番初めに皆さんをお迎えする鶴の板戸絵。
それが外れ、さらに引き手の部分の金具が取れてしまいました。


【本館の源氏襖の障子部分】


居間の間仕切りには、中央部分が障子になっている源氏襖が入れられていますが、それらも外れ、障子部分がすっぽりと落ちていました。


【別館の建具】


別館2階の応接間に入れられている、洋風模様の襖です。
左右に強く揺すられたのか、枠が外れかかっています。


【別館の欄間】


同じく、別館2階の応接間の、筬欄間です。
嵌め込まれていたにもかかわらず、落下しており、元のように嵌め込もうとしても素人では嵌められませんでした。
木の細工自体はきれいなままなので、その点が救いですね。


【別館の照明】


別館2階の応接間には、シャンデリア風の照明が取り付けられていましたが、そのいくつかのガラス笠が落ちて、割れてしまいました。  
Posted by 矢中の杜の守り人 at 11:05Comments(0)3.11震災被災・復興
minaです。
続いて、邸宅の内部について報告します。

【本館書斎の砂壁】


本館の書斎の内部は砂壁になっています。
東側の砂壁の一部が剥落し、下地が露出してしまいました。


【本館物置の内壁】


本館玄関ホールの西側には、2畳ほどの物置室があります。
写真は、漆喰の内壁の一部が剥離し、浮き上がっているのがわかります。


【本館女中部屋の内壁】


女中部屋の内壁には以前よりクラックがあったのですが、今回の地震で、その壁が剥落してしまいました。


【別館階段】


別館の内壁は主として砂壁となっています。
写真は階段の踊り場の壁で、クラックが入っています。
また、写真には写っていませんが、砂壁の一部がパラパラと落ちている所もあります。


  
Posted by 矢中の杜の守り人 at 10:28Comments(0)3.11震災被災・復興
すっかりご無沙汰してしまいました。
minaです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
少しずつ日常が戻ってきてはいますが、まだまだ落ち着きませんね。
”当たり前の生活”がいかに尊いことか、改めて実感します。

さて、前の記事で少しお知らせしましたが、矢中の杜も被災してしまいました。
幸い、倒壊などの大事には至らずに済んだのですが、所々不安な箇所がありますので、当面の間一般公開を控えています。

ただ、その間にもいろいろな方々から心配の声を多数いただきました。
たしかに今回の被災状況も大切な邸宅の記録ですので、一般公開はできないまでも、
報告することは重要と考え、当ブログで状況を報告することとしました。

簡単ではありますが、写真を交えて少しずつ報告していきます。

まずは、邸宅の外壁部分について。

【本館表玄関の窓】


本館の表玄関の南面にある窓の外観です。
その左側の縦の桟部分がすっぽりと落ちてしまいました。

【崩落した桟部分の外壁】



【本館書斎東側の外壁】


本館の書斎兼応接間の部屋の東側には腰高の窓があります。
写真はその外壁なのですが、クラックが入り、場所によっては剥落しています。


【本館座敷東側の外壁】


書斎の隣にある座敷の外壁(戸袋)部分です。
同様に、クラックが入り、部分的に少し浮き上がっているのがわかります。


【本館西面の外壁】


本館西面の外壁です。
写真は内玄関の上辺りになります。
元々、クラックが入って補修がされていた部分ですが、今回の地震で一部が剥落しています。


【別館の瓦】


別館の屋根です。
瓦の一部が崩落しました。
地域の中でも、今回の震災で「瓦の落下」が顕著にみられましたが、旧矢中邸も例外ではありませんでした。
ただ、幸いに崩落は一部で済みました。

【落下した瓦】


落下した瓦は、ボランティアの方々が片付けてくださいました。


ひとまず、外壁に関して大まかな報告です。



  
Posted by 矢中の杜の守り人 at 10:07Comments(0)3.11震災被災・復興
初めまして。NPO事務局のteraoと申します。
掃除の記事などで時々“若手T”などとして登場する人物です。

本日で3月11日の震災から1週間になります。
被災された皆様のご無事とご健康をお祈りするとともに、被災地の救援、原発問題の鎮静化等に当たっている皆様のご健闘をお祈り申し上げます。

ここ“矢中の杜”でも、先日の記事でお伝えしましたように大きな被害を受けました。
擁壁の崩落をはじめ、建物についても亀裂が入った箇所や歪みが発生したところが多数あり、安全が確保できない状況です。そのため、

邸宅公開や一切の邸宅活用イベント等について、【当面の間中止】

とさせていただきます。
再開時期も、未定となっております。
楽しみにして頂いている皆様や応援して下さっている皆様には大変申し訳ありませんが、何とぞご理解とご協力をお願い申し上げます。
なお最新情報は随時こちらのブログに載せていきますので、ご覧頂けると幸いです。

しばらくお会いできなくなってしまいますが、一日でも早い公開再開に向けて努力していきますので、これからも応援をよろしくお願いします!  

Posted by 矢中の杜の守り人 at 17:35Comments(0)3.11震災被災・復興

2011年03月13日

震災のあと

こんにちは、管理人のハヤカワです。
地震から3日目。
矢中邸のいくつかを写真に撮りました。








そんな中、五十嵐さんが組織してくださったボランティアチームが片付けにきてくれました!








多忙で次のある身の皆さんでしたが、およそ30分、矢中邸の掃除をしてくれました!
おかげで、ひとまずの悲惨な状況はなんとか改善されました。

とはいえ・・・
これからまた、現況調査と掃除の日々が始めなければいけません。
3歩進んで2歩下がるといった感じではありますが、こんな状況ですから前を見て進んでいきましょう。



私の実家も宮城県にあります。
なんとか家族も家も無事なようでした。
被災者の皆さんが一日でも早く心休まる生活が送れますよう、祈り続けたいと思います。

  
Posted by 矢中の杜の守り人 at 16:54Comments(5)3.11震災被災・復興